タイトルを見ただけだと内容を想像しにくい
なんでライオンと25年目のただいまが結びつくか
どちらかというとアフリカに置き去りにされた子供がライオンに育てられ
ターザンみたいな野性味と性格で悪い密猟者をやっつける
そんな感じがしないでもないけど
この物語は全く別 ^^;
話の舞台はインド
それも貧しい家族でまだ子供が小さいうちから家のために働いている
中の良い兄弟で兄と弟が一緒に家族を支える
そんなときに5歳の弟が迷子になり
たまたまそこにあった列車にのったら閉じ込められ
1500km以上離れた場所まで運ばれてしまう
国土の広いインドは言語が一つではないので
子供が列車から降りられたところは言葉が通じない
そんな中で小さな子供が一人で生きていかなければならなくなった
その大変さは想像の範囲をこえるけど
この映画わりと悪人がそれほど出てこない
全く出てこないことはない
子供をさらって人身売買をする人が出てくるけど
そのへんをさらっと描いているだけで
どちらかというといい人が多いのがウレシイ
物語は特別盛り上がるようなこともなくて
そんな状況を淡々と描いている
そこがスゴく共感が持てる
最後は生き別れた家族のもとに戻る
どちらかというと家族の絆というか家族愛の素晴らしさ
2つの家族を通して人間の愛をうたっている
ネタバレになるので内容は書かないけど
そんなワケで最後は号泣
またアタシも映画を見ながらシッカリ泣いてしまった
それにしても『25年目のただいま』なんてサブタイトルがダサすぎだ ^^;
映画の素晴らしさをおとしめているようなサブタイトル
本題の『ライオン』もラストでわかるようになっている
最近見た映画のなかではおすすめの一本
泣かないぞと思っていても絶対に泣くから・・・(^^ゞ