昔というかまだ10代の頃にローハイドという西部劇のテレビドラマがあった
テレビももちろん今のように普及されているわけではなく
当然我が家もテレビはなかった
近所のわりと裕福というか少しだけお金持ちの家にあるテレビに群がって見ていた記憶がある
その時の主役の一人がクリント・イーストウッド
そのクリント・イーストウッドがマカロニウエスタンで再ブレイク
ダーティハリーや刑務所脱獄犯になったりでアクション俳優としても大活躍
その当人もこの映画ではオジイサン
時の流れはどんな人でも老人にする
って当たり前だけど ^^;
役の上では90歳の老人がひょんな事から麻薬の運び屋になる
昔アクション映画で活躍していた人とは思えないくらいのジイサマっぷり
そんな老人が麻薬の運び屋をしているとは誰も思わないし
現にその麻薬取締して現場に張り込んでいる刑事さえ疑わない
このジイサマは当然頑固
メキシコの麻薬組織の人に脅かされてもまるで平気
いくら急かされてもマイペースでうまくやってのける
原題のTHE MULE(ロバ)の意味がよくわかる
映画の本質はスリリングで警察や組織の人間との関わりではなく
家族とは愛とはそんなことが人生で一番大切なことではないか
陳腐ではあるけどそれを伝えたい映画
それにしても不思議とこのジイサマ女性にモテる
なんでだろうね
アタシだってモテたいんだけど・・・(^^ゞ