映画

ハドソン川の奇跡

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2009年に実際にニューヨークで起きた航空機の事故
機長の冷静な判断で155名の乗客、乗員が全員助かる
当時日本でも報道されて知っている人も多いのではと思う
ただその事故の内容まで覚えている人はほとんどいないでしょう

この先はネタバレ ^^;

映画は離陸直後にバードストライク
エンジンに鳥が飛び込みというか吸い込まれるというか
2機あるエンジンがそれによって止まってしまう

管制官はエアポートに引き返せと支持を出す
機長はエンジンが止まった旅客機を空港まで引き返すのはムリと判断
そのまま着水できる可能性のあるハドソン川に着水を決行

航空機はオシャカになったけど全員生還
ヨカッタ、ヨカッタになるはず

ここに国家安全運輸委員会の調査が始まる
エンジン一基はわずかに動いていて多少の力はあった
空港に戻れたんじゃないかとの見解
コンピュータシュミレーションでも成功
パイロットを介してのシュミレーションでも成功
乗客を危険にさらしたとの見解を出す

鳥がエンジンに飛び込んでエンジンストップから着水まで208秒
離陸直後なので空港までわずかだしそう考えるのもうなずける

ここからが映画の醍醐味というかどんでん返し
バードストライクから208秒
シュミレーションをした操縦士は平常心で操縦
バードストライク直後に空港に引き返す
実際の機長は経験のない事故にあって平常心ではいられない
どうしたらよいかの判断に時間がかかる
それを訴えてエンジンが止まったとわかった瞬間から判断をするまでの時間を35秒とする

35秒後のシュミレーションだと空港まで飛べずにコンピュータでも墜落
操縦士のシュミレーションでもまちなかのビルに突っ込んで墜落
機長の判断が正しかったとなる

今回はベテラン機長は晴れて英雄になる
航空機事故がおきると責任追及はスゴイものがある
大勢の人の命を乗せて飛ぶヒコーキ操縦士はこうでなくちゃ

最後に機長が称賛されるけど機長のセリフがカッコいい
『私一人の力ではなく協力してくれた乗客、乗組員、救助隊、現場に駆けつけてくれた観光船の船長や人たち
それぞれみんなの協力で死者が一人も出なかった』
こんな意味のことを言っていた

そうだよね、昔から力のない人間が生き伸びられたのは協力しあったから
協力して獲物を確保、協力して農作物を作る
そうして生きながらえてきたのにね

未だに独裁者が権力で人々を虐待したりが止まらない
新型コロナウイルスの世界的なパニック
ワクチンを早く作れた国が大儲けなんてなことを考えていないで
こんなときにこそワクチン開発できる国々が協力をすれば
より早く安全で有効なワクチンもできるんじゃないの

これを機会に共に生きようよ
トランプや習近平じゃムリか・・・(^^ゞ



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